WindowsでPerlプログラムを実行する

前回、「Windowsにperl環境を構築する」と題してActivePerlをインストールしました。
今回は、実際にperlプログラムを実行してみましょう。

perlプログラムを実行する方法は大きく2つに分かれます。

コマンドプロンプト上に直接perlスクリプトを書く

コマンドプロンプト上に書いたperlスクリプトを実行するときには、
perlの実行コマンド「perl」に、オプションの「-e」を付けます。
また、実行したいperlスクリプトは「”」でくくります。

それではコマンドプロンプトに以下のように記入してください。

$ perl -e “print ‘Hello world!’;”

コマンドプロンプト上に「Hello world!」と表示されます。

これでprint ‘Hello world!’;というプログラムが実行できたことになります。

perlスクリプトを書いたテキストファイルを実行する

次に、perlスクリプトを書いたテキストファイルを実行する方法です。
まず、perlスクリプトを書いたテキストファイルを用意します。
ここではメモ帳を使用しますが、ご自身の使いやすいテキストエディタを利用してください。
テキストエディタについてはこちらで紹介しています。

そして
・デスクトップにPerl_testというフォルダを作成し、
・メモ帳に「print “Hello world!\n”;」と記入して、
・hello.plと名前を付けて作成したフォルダ内に保存してください。

それでは、実際にPerlを実行してみましょう。
はじめに、コマンドプロンプトを起動し、作成したPerl_testのフォルダまで移動します。
Perl_testがどこにあるか分からない場合は、図のようにフォルダを開いた状態で、アドレスをコピーし、

$ cd [アドレス(貼り付け)]

と入力すると、その場所まで移動できます。

そこに

$ perl hello.pl

と記入してください。
コマンドプロンプト上に「Hello world!」と表示されます。

以上で、Perlのプログラムを実行できました。