Illuminaから新型NGSシーケンサー”Miniseq”が発売!

最近バイオとは関係ないツールの話ばっかりなので所属長に怒られてしまいました。
ですので今回は新しく出る(出た?)Illuminaのシーケンサーについてご紹介いたします。
その名も“Miniseq”。Miseqじゃありません。”みに”です。

既に1月12日に発表されて、この記事の少し後出し感がぬぐえないのですが、
今回は卓上NGSシーケンサーということでリリースされるそうです。

値段は$49,500とMiSeqのちょうど半分くらい。
原理は賛否両論のNextSeqと同じ2色法を用いております。
2色法:http://jp.illumina.com/content/dam/illumina-marketing/apac/japan/documents/pdf/technote_two-channel_sbs.pdf

スペックはほとんどMiSeqと同じですが、
読めるリードのレンジが
Miniseqで1 × 75 bp – 2 × 150 bp
Miseqで 1 × 36 bp – 2 × 250 bp
と、MiSeqのほうが広いです。
クオリティスコアは原理が違うので一概に同じともいえないのですが、
スペック上のリード数、クオリティスコア、作業時間はほとんど変わりません。

これだけ見るとRe-seqとかDenovoなどを必要としない、
ちょっとしたシーケンスを読むくらいならMiniSeqのほうがいい気がしますね。
あとはランニングコストの問題となります。
手許に資料がないため分からないのですが、恐らくそこまで違いはないと思います。

MiSeqの立場やいかに!?
あとは実際のデータを解析して現場で判断していくことになるでしょう。
またすでにMiseqを入れているところも相当数あるので、
逆に後からきた新人に割り込む余地があるかなども気になるところですね。
現在施設費で科研費をとるのが難しくなっているようなので、
今回のNGS発売でもっと多くの研究者にNGSの門戸が開かれることを期待しています。

また最初、弊社社員が49,500円と空見して、これなら一台家にほしい!と叫んでいたのですが、このまま行くと、実際に一家に一台NGSという時代が来るのもそう遠い未来ではないかもしれませんね。実際ある展示会で、産学連携でそういうPJをまわしていると某大学の先生もおっしゃっていたので、NGSの今後に期待したいと思います。

参考:MiniSeq:http://www.illumina.com/systems/miniseq/specifications.html
MiSeq:http://www.illumina.com/systems/miseq/performance_specifications.html